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淡路島の住宅「土地を継ぐ家」窓の取り方

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淡路島の住宅「土地を継ぐ家」窓の取り方

淡路島の住宅「土地を継ぐ家」窓の取り方

2024/07/21

この土地での窓の取り方はとても悩んだ、
窓のコンセプトは周囲の条件から窓を考える。シェルターとしての小屋には目線の高さに窓を取らない、風景全体は外で楽しむ、である。

 

かつての風景を考える

元々の納屋には窓はほとんどなかったと思われる、住宅として使うようになって、いわゆる普通に窓が付けられたけれど、かつは納屋の壁がこの場所に立っていたのだと思う、その風景を思いながら、今度の家はどうするかそんなことから考え始めた。

 

 

 

条件は厳しい。外部に解放できるのは東方向(正確には南東)だが、隣の畑との境界がとても近く、隣の畑は自分のものではないので普通に窓を開けると作業する人と目が合う。西側は自分の家の庭なのだが、西側に大きな窓を付けることはあまりやりたくない。そもそもこの家に目線の高さの窓が要るのか?ということを問うた。外に出れば気持ちのいい庭や開放的な景色が広がっている、家の中にいるときはその景色を感じる部分は最小限でもいいのではないか。
元々の納屋はおそらく換気のためだろうこのように上に格子窓がついていた。ハイサイドライトはどうかという考えになった。

 

 

今あるべき風景を考える

東側のすぐ隣は畑だが、その先は何も建物が建っていなくて山が見える、その山と空が見えるハイサイドライト(高い窓)だけあればいい。そう考えた。そこから、東面は全面ハイサイドライトを取ることにした。全面ハイサイドライトにするとその面の耐力壁がなくなってしまう、そこでハイサイドライトの下で耐力壁を取り、上部架構は柱梁で組むような構造にいきついた、構造家の素晴らしいアイデアだ。
東は畑、西は庭と地面の植物を感じられることがわかっていたので、地窓を付けることにした、しゃがんで覗くと季節の変化が感じられるだろう。

 

これらの窓は全て樹脂サッシで高性能なものにしたいと考えている。意匠性を考えると木製サッシもいいのかもしれないけれど、ここは現代の技術を取り入れながら小屋としての外観を成立させたいと考えている。

 

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